タイで医療グレードの大麻を生産する日系企業Siam Reiwa (2020) Co., Ltd, の挑戦が紹介されました
タイで2人の日本人が、厳格な品質管理の下、医療グレードの大麻を生産することを目的に大麻工場を立ち上げました。
2021年8月には東南アジアの日系企業としては初となる大麻栽培のライセンスを取得して、2023年時点でも屋内栽培でライセンスを取得しているのは、タイでもSiam Reiwa社含め数社しかないそうです。
その徹底した品質管理体制が評価されて、2021年12月に、FDA(タイ国食品医薬品承認局)から「最先端の大麻施設およびタイのロールモデル」として表彰されたそうです。
粗悪な品質や、基準値以上の濃度の製品、過剰に農薬を使用したり、違法薬物が混入した製品が氾濫する問題を抱える中、高品質で、その製造から流通までをSymbolブロックチェーンを用いたトレーサビリティシステムで管理、証明するシステムをDENSOと岐阜大学との共同研究で行っているそうです。
誰が栽培し、どのようなルートをたどり販売されているのか。現在は日本の農家の協力の元で実証実験を行い、近い将来、タイにおける大麻の商流でも実用化が期待されています。