Update 2024/2/5

国産NFTウォレットNFTDriveEX、マルチチェーン対応の新機能を発表

Ethereum(EVM)など複数のブロックチェーンに対応

株式会社NFTDrive(所在地:京都市、代表取締役:中島理男)は、現在リリース中の国産NFT特化ウォレット「NFTDriveEX」を「Ethereum(EVM)」「レイヤー2」などの複数のチェーンに対応することを発表しました。
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  NFTDriveEXは、シンプルで使いやすいインターフェースが特徴で、多くのユーザーに利用されています。
今回の新機能は、NFTDriveEXの利便性をさらに高めるものとして期待されています。
マルチチェーンとは、異なるブロックチェーン間を共通のビットコインなどの暗号資産・NFTが相互に行き来することで、潜在的なブロックチェーンの課題であるコスト・スケール・流通量などを補うことができる技術です。
また、現在、多くのNFT作品データがオフチェーン上にあり、消失リスクのある状態に置かれていると言われています。※1
ブロックチェーンを扱う上でEVM(Ethereum Virtual Machine ※2)を必要とせず、スマートコントラクトの予期しない動作が排除されているSymbolブロックチェーンとの相互交換を可能にすることで、Symbolオンチェーン上にNFTデータをマスターデータとして安定的に保存して、「フルオンチェーン」化することで従来のNFTの信頼性をもう一段階引き上げていくと述べられています。
現在NFTDriveでは、Symbol上に保存されたフルオンチェーンデータをマスターデータとして、他チェーンNFTの参照先とした「ハイブリッドフルオンチェーン」技術を提供して、大手マーケットプレス上でも展開が可能となっています。 また、Symbol以外のチェーンで発行・所有していたNFTを容易にSymbolへ切り替えられるようにすることで、第三者であるマーケットプレイスを通さずに、より自由で開かれた、ブロックチェーン本来のP2Pトラストレス取引が可能となります。
支払に関してもETHやEthereum(レイヤー2)上の多くのERC20トークン、ステーブルコインに対応していくことで、Symbol(XYM)を持たない層にも柔軟にNFTDriveのフルオンチェーンNFTを発行することが可能となり、従来のSymbolチェーンと同じくEthereum・他チェーンでのNFTを表示・送信するなどの機能もそのまま利用できます。
  ※1技術的に多くのNFTがNFTと紐づく画像などのデジタルデータを保存しているサーバーの参照先URLのみをブロックチェーン上に保存しているため。
※2ブロックチェーン上でスマートコントラクトを実行するプログラム本体。ソースコードを実行するのみなので結果がサービスにとって正しいかは判断されません。そのため使用する際にソースコードの動作を監査する必要があります。
 

本件リリースの進捗は公式xまたは公式HPをご確認ください。

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